発達グレーゾーンの子ども|小学校就学で支援級or普通級決め手は?

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我が家には4人の子どもがいます。現在小学1年生の次男は、発達がゆっくりですが、とくに診断名はついていない、いわゆるグレーゾーンです。

☆りえ☆

次男が小学校に上がるときに悩んだのが、
支援級にするか普通級にするかでした。

次男は診断が降りていないし、ぱっと見は問題がないように見えるので、周りからしたら「なぜ支援級?」と思われるくらい。

親の私たちも、いずれは皆に追いつくかな?とも思っていますが、我が家は支援級への進学を決めました。

今回は我が家が次男の就学時、支援級にすると決めるまでの経緯を公開します。地域や学校によっても状況は違うかもしれませんが、1つの例として参考にしていただけたらと思います。

目次

発達ゆっくりさんの次男のこと

我が家の次男は言葉面、精神面の発達が少しゆっくりです。保育園年長時に行った発達検査では、「同じ学年の子より2歳くらい遅れている」という診断でした。

ただ、多動傾向や自傷他傷はありません。本当に言葉面の理解や自分の気持ちを言葉で伝えることが下手なだけです。

次男は何か指示を出された際に個人的に細かく指示を出されれば理解はできます。

しかし、大勢…例えばクラス全体に「〇〇しましょう」と、ざっくりした指示を出されると理解できないときが多いです。

☆りえ☆

また次男は「わからない」を伝えることが出来ないので、
様子をよく見ていないと周りが気が付かないこともあります。

だから次男が困っていても気が付かれずに、そのままになってしまうのが心配でした。

小学校入学までの次男

最初に「ん?」と思ったのは、1歳半健診で発語はおろか指さしもしなかったのですが、当時はまだ1歳半でしたから2歳まで様子見をすることに…。

しかし、次男は2歳になっても言葉の面では遅れはそのままでした。そのため2歳から保健センターでやっていた言葉の教室や療育園にも一生懸命通ったものです。

療育園を卒園した後は、定期的に発達センターに通いながら、保育園で加配の先生を付けてもらって3年間お世話になっていました。

実は、次女も小さい頃は発達が遅くて、療育も通い、保育園も年中まで加配をお願いしていました。だから次男のときも早めに行動が出来たのです。

ちなみに次女は年長で加配も外し小学校も普通級で、今も順調に高校生活を送っています。でも次男は保育園にいるときは、まだ発達面で不安がありました。

それでも大人しくて手もかからない子で、診断名が降りていません。
だから、何も言わなければ普通級への入学だったと思います。

小学校を支援級で入学することに決めた理由

なにも言わなければ普通級…そう、次男は絶対に支援級に!と言うほどの問題がなかったんです。

次男は基本的には大人しいので手がかからないんです。それこそ、保育園の先生からも「次男くんよりも手がかかる子いっぱいいるのよ~」と言われるくらい。

言葉面での遅れはあれど問題行為が少ないので、本人が何かしらで困っていても見過ごされてしまいやすいのです。

そのために発達センターのお医者さんの判断で、保育園は加配を付けてもらっていましたから、担任の先生や加配の先生のおかげで、次男なりに成長はしました。

ただ、このまま小学校にあがって、さぁ、じゃあ普通級で生活ができるか…と言ったら、難しいと思ったんです。これは加配で次男の様子を見てくれていた先生も同じ意見でした。

☆りえ☆

クラスがだいたい40人として担任の先生1人なわけで、
うちの子だけを注意してみてほしいなんて、
わがままでしかないわけです。

そうなると、授業もわからないならそのまま、出来ないことばかりが増えてしまいます

だから発達センターのお医者さんの見立てでいきなり普通級に入るのは、この子にはハードルが高いと判断していただき、その結果をもって、保育園や小学校の教頭先生に相談をしたのです。

実際に入学予定の支援級にも、何度か見学に行きましたし、市内の小学校の校長先生や、精神科のお医者さんが就学について相談にのってくれる教育相談にも行きました。

次男の性格、発達の状況に親の不安…すべて相談した結果、まず支援級に入学して、普通級との交流も持てるようにしていきましょうとなったんですね。

正直、親として支援級への入学は少し抵抗もありましたが、
子どもが楽しく不便なく通学できることが1番大切なので、最終的に支援級への入学に決めました。

支援級に入学後の次男の様子

うちの子が通う小学校の支援級は人数も少なくて、1年生は次男だけです。同じ支援級にいる2年生~6年生の子たちに可愛がってもらっています。

また、支援級の担任の先生のサポートも手厚くて、今のところ学校に行くことを嫌がることもありません。

☆りえ☆

毎日ニコニコで登校ができているのは母としても嬉しいところです。

授業は今は国語や算数は支援級で勉強しています。体育や生活、図工や音楽なんかは、普通級で過ごすことも増えてきて、徐々に普通級に移っていけないかな?と思わなくもありません。

これも一重に、支援級や交流級の先生たちのおかげだと思っています。

まとめ

次男が支援級に入ることが決定するまでと、決定した後も入学して学校生活が始まるまでは、これで良かったのかと考えることも正直ありました。

でも、次男には支援級での生活が合っていたので、これで良かったと思っています。

発達ゆっくりさんで、就学に悩んでいるママさんは、園の先生や市の教育相談、発達センターや小学校など、たくさんの人の目でお子さんを見てもらってください。

たくさんんの人の意見を聞くと、混乱することもあります。
でも、多くの意見を参考にしていけば、方向性も決まってくると思います!

☆りえ☆

たくさんの人の意見を参考にしながら、
その子に合った就学先を選んであげて下さいね。

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