不登校中学生の進学先に通信制高校を選んだ理由は?どうやって決めたのか…

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中学生で不登校の子どもを抱える親の1番の心配は、進学先をどうするか?だと思います。将来のことを考えると、高卒の資格は取っておいてほしいものですよね。

不登校の中学生でも受け入れてくれる高校はありますが、不登校の子に新しい環境に飛び込んで毎日登校をすると言うのは、少しハードルが高い場合があります。

我が家の長女は中学時代にちゃんと学校に行っていたのは入学から半年ほど。ときどき学校に行くことはありましたが、ちゃんと登校できた日はありませんでした。

長女自身も高校に毎日通えたら良いとは思いながらも、自信がなかった様子で進路は悩みました。そんな長女の進学先に選んだ高校は、通信制高校。

今回は、長女の進学先を通信制高校に決めた過程についてお話していきますね!
もちろん、子どもさんの性格などで変わってくる部分もあるので、「こういう選択肢もあるんだな」って感じで読んでもらえたら…と思います。
目次

通信制高校はどんな学校か…

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私は、長女が不登校になったころから進路のことを調べていて知ったので、通信制高校のことをよく知らない人も多いですよね。

高校と言うと思い浮かぶのは、全日制か定時制かなと思います。全日制は平日の昼間、定時制は夜間昼間の短時間ですが、毎日登校をして授業を受ける高校ですね。

全日制や定時制の高校は時間割が決められていて、1年ごとに決められた教科を学習し、全ての単位を取得したら1学年上がって進級するシステムです。

一方、通信制高校は自分に合った登校日数を決めて、登校できる日は登校。それ以外は、自宅で学習を進めるといった感じです。

課題の提出(レポート)と、年に1~3回ほどあるスクーリング、面接指導と単位認定試験を受けることで単位を取って卒業を目指します。

卒業するためには取らなければいけない単位はあります。

1年で取れなかった単位は次年度に受ければ良いので、進級に影響がない単位制であることが多いのが特徴です。

通信制高校を進学先に選んだ理由

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不登校の中学生の進路は全日制高校・定時制高校・高等専修学校(専門学校)・就職・通信制高校と選択肢はありました。

長女は中1の秋から不登校になっていましたが、進路のことを考え始めたのは、2年生になってからです。

がっつり通う必要がある、全日制や定時制・高専は長女には厳しいと判断をしたため、選択肢は通信制高校に絞られました。

通信制高校にもいろいろあって中には、不登校児に特化した学校も多く、中学生からフリースクールと言う形で居場所を作ってくれる学校があります。

何校か長女と共に見学に行ったり、実際に体験授業を受けてみたりしていて、通信制高校という選択肢が生まれました。

長女自身も通う自信がないと言っていたため、先生と何度も相談をして、通信制高校を進学先に選びました。

最終的に今の通信制高校に決めるまでの過程

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一口に通信制高校と言っても色々な学校があります。私立の高校が多いですが、公立の通信制高校行もあります。

イラストの授業や資格を取るための教室など、カリキュラムが充実している学校もあるのです。

うちは、まず通える範囲にキャンパスがある通信制高校の資料を全て取り寄せ、長女や夫と一緒に全て目を通しました。

そこから、長女に合いそうな学校を数校チョイスして個別説明会や体験入学、見学も長女と一緒に行きましたね…。

サポート体制がしっかり整っている、通信制高校はものすごく魅力的でした。

しかし、ほとんどの学校が、電車で登校しなければいけない場所で、長女には電車を乗り継いで通学は難しかったのです。

それに、学費がなかなかのお値段の学校が多くて…。長女の下にまだ4人の子どもがいる我が家は情けないですが、金銭的に余裕があるわけではないため、決め兼ねていました。

その中に、長女の通っていた中学の先輩が、実際に通っている高校があったのです。そこなら、バス1本で行ける場所にキャンパスがありました。

最後の1校として、中学校から個別相談のアポを取ってもらい、実際に見学に行った学校は先生の対応もよく、スタッフの方も親切でした。学費も許容範囲でしたしね。

長女も、この学校なら自分で行けると言っていて、受験も面接だけだったため学習面で不安のある長女も大丈夫だと思ったそうです。

あとは、中学校の担任の先生と相談しながら、長女の意見を尊重して進学する高校を決めました。

実際に通信制高校に通っている今の様子

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長女の在学している通信制高校は、キャンパスへの通学回数を選べるほかに個別指導か集団指導かを選ぶことが出来ました。

長女は中学はほとんど授業にでていなかったため、学習面での不安があったので個別指導を選び、週3回通学のコースで通っています。

この週3回という通学ですが、3回必ず行かなければいけないわけではなくて、週3回までは学校に来ても良いですよと言う制度なのです。

だから、行けない日は家でレポートをやって、行ける日は登校して…と、その時々で通学するか否かを決めることが出来ます。これが長女は気分的に楽だったようです。

定期的にスクーリングや単位認定試験があるので、それだけは必ず参加しなくてはいけませんが、ちゃんと行くことが出来ています。

ちゃんと自分でできるか心配だったレポートも、わからないことがあれば登校して先生に質問しながら何とか進められているようです。

これまでの単位は、ちゃんと取ってきているので、順調に通信制高校生活を送ることが出来ています。

今は3年生になり、また進路のことを考える時期になってきました。

なんと、長女は今度、就職のための面接に行くことになっています。

学校や就職サポートセンターで相談をして、長女が自分で選んだ企業に面接…。まだ決まったわけではないですが、なんだかホッとしています。

まとめ

通信制高校には「不登校」と言う言葉はありません。そういう考え方も、長女の進学先として通信制高校を選んだ理由と言えますね。

お金に余裕があるのなら、もっと不登校児へのサポートが充実した通信制高校がベストだったのでしょうけど。

それらの通信制高校と比べると費用が安い分、不登校児だった子へのサポート面は微妙です。
でも、長女が問題なく通えているので、これで良かったのかなと思っています。

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