
PTA役員なんてやりたくない!
……とはいえ、やりたくなくても、役員に選ばれてしまうことは正直あります。
仕事内容がわかるだけでも不安は少なくなりますよね。
今回はPTA役員の仕事内容についてまとめてみました。
PTA役員にはどんな種類がある?それぞれの仕事を解説


PTA役員には本部役員・クラス役員・町内役員などがあります。それぞれの役員ごとの内容を紹介していきますね。
●本部役員
本部役員は、会長などPTAに加入する保護者を代表する人たちです。大役という呼び方をする人もいますよね。
役職の数は学校によっても違うでしょうけど、会長・副会長・書記・会計の4役はだいたいいるはずです。
6年生の親御さんから選ばれます。前年度に役員の選出を行うことが多いです。
うちの子の学校は、これに加えて母親代表・会計監査という役が加わります。
本部役員それぞれの仕事内容は下記の表をご覧ください。
会長 | PTAの代表として1番上に立つ役割があります。 入学式や卒業式で祝辞を述べることや、学校内外のさまざまな会議への出席などが主な仕事です。 |
副会長 | 会長の補佐をする役割があります。裏方として動くことが多いです。 PTAの総会などで司会をしたり、会長が多忙で会議などに参加できないときに代理で出席することも。 |
書記 | PTA会議の議事録やPTAが関わる学校行事の記録を作成します。 PTAからのお便りなどを作ることもありますね。 |
会計 | 保護者から集めたPTA会費の管理を行います。 予算を決めたり決算書を作ったり総会で1年のPTA会費の用途などを発表する場合もあります。 |
母親代表 | 副会長が兼任する学校が多いですね。基本的に裏方のお仕事をします。 会議に参加したり、PTA主催の研修会などに参加することも。 |
会計監査 | PTAの予算が適切に使われているかを保護者を代表して、調査・確認をするのが仕事です。年度末に呼ばれて仕事をします。 帳簿の確認・総会で「相違ありません」とアナウンスすることも。 |
●クラス役員
クラス役員は、1年生〜6年生までのクラスから1〜2名代表が選ばれてPTAの仕事をすることになります。
このクラス役員から、保健委員会・広報委員会・給食委員会など、学校によって必要な役員があるでしょうが……。
各委員会ごとに委員長・副委員長を決めることになり、それぞれの委員会ごとに仕事があります。
●町内役員
同じ学区内で地区が分かれていますよね。その地区ごとの代表が町内役員となります。
仕事の内容は、学校行事のお手伝いや町内との橋渡しをすることです。うちの子の学校は、運動会のときの自転車の整備や、保護者への案内が大きな仕事になります。
また年に数回、子どもたちが下校時にゴミ拾いをするイベントがありまして、それに付き添うこともあります。地域の資源ゴミ回収の作業も町内役員の仕事でした。
市内の講習会への参加もしましたね。
PTA役員をやってみて感じたメリット


PTA役員と聞くと、どうしても敬遠してしまう気持ちがでてきますよね。私もそうでした。
子育てをしているだけでも大変なのに、学校行事の手伝いや会議への出席……役員の仕事なんてやってられないですよ。
私自身、4人の子どもがいまして大役ではありませんが過去に数回PTA役員をやったことがあります。実際にやってみると確かに面倒臭いです。
平日に学校に出向いて会議に参加したり、学校行事のお手伝いをしたり……仕事をしているママさんは厳しいでしょうね。



でも、悪いことばかりではありませんでした。
●知り合いが増える
役員をしていると、同じく役員をしている保護者の方と知り合いになれます。
ママ友とまではいきませんが、簡単な挨拶と情報交換をするくらいの関係の知り合いが増えるのは大きなメリットですね。
子どもが連絡帳を忘れたときなんかに、知り合ったママさんにメールやLINEで確認できます。これ、本当にありがたいです。
●先生との関わりが増える
PTA役員をやっていると、学校に行く機会が増えます。そうなると校長先生や教頭先生と交流する機会も多くなるため、何かあったときに相談がしやすいです。
保護者視点での要望や提案もしやすくなります。
●子どもの様子をみることができる


PTAの仕事で学校に行った際に、ちらっとでも子どもの様子がみられることがあります。これも、メリットですね。
子どもも、授業参観以外に学校にママがきているのは嬉しいみたいですよ。まぁ、恥ずかしがる子もいますけど。
大役になると大変ですけど、それでも経験になりますし悪いことばかりではないと個人的には思います。もちろん、絶対にやった方がいい!とはいいませんけどね。
もし、クジ引きなんかで当たってしまった場合はデメリットばかりではなく、メリットに目を向けると少しは気持ちが楽になりますよ。
PTA役員の角が立たない断り方


PTA役員の仕事は大変だけどメリットもあります。ただ、どうしても役員ができないという方もいますよね。
学校によっては、断る隙を与えないようなところもありますけど……。上手に断れば、角も立たないし無理に頼まれることも少ないものです。
PTA役員を断る際に「それなら仕方ない」と納得してもらえる理由は……
ぜったいに役員を回避できるとはいえませんが、比較的認められやすい理由をあげてみました。「仕事が忙しい」は認められない可能性が高いです。
上記のような理由がある場合は、事前に学校や役員決めをする担当の人に伝えて、役員選出の際には周りにも伝えておくと良いですね。
ただ、頭ごなしに「できません」といういい方だと印象が悪くなりかねません。



できないことはできないと伝えて、
できるサポートはしますというスタンスがベストです。
まとめ


PTA役員の仕事と聞くと大変なイメージがあります。実際に大変なことも多いです。
お仕事などで、どうしても役員ができない人は無理にやる必要はありません。事前に相談をしたうえで、上手にお断りしましょう。
でも、PTA役員は悪いことばかりではないと私自身が実際に体験してみて感じました。やるまでは、面倒臭いし憂鬱ですけどね。
PTA役員に選ばれてしまったママさん。なってしまったら、デメリットばかりみてしまうと辛いだけになってしまいます。
役員に選ばれた際は、ぜひメリットにも目を向けてみてください。
小さなメリットでも見つけると、役員に臨む気持ちが変わりますよ!
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