保育園や幼稚園に入園してホッとしたけど、毎朝のように大泣きする我が子をみているとパパママも不安になりますよね。
私には4人子どもがいますが、1人目の子と4人目の子は登園時に泣くタイプでした。
別れ際に泣いている我が子をみるとかわいそうに思うし、もしかしたら愛情不足かも?と心配になりますよね。

でも!保育園で朝泣いてしまうのは、
愛情不足というわけではないです。
今回の記事では、保育園で子どもが朝泣いてしまう理由と対処法についてまとめました。
保育園・幼稚園で朝子どもが泣く理由は?


まず、愛情不足だから登園時に子どもが泣くわけではないことを覚えておいてください。
子どもが保育園で朝泣く理由は子どもによって違いますが、だいたいが下記の3つの理由が主体です。
- パパママと離れたくない
- 人見知り・場所見知りが強い
- 新しい生活に慣れていなくて不安がある
年齢によってはイヤイヤ期が長引いてる可能性もあります。だから、どれも愛情不足が原因の理由でないのです。
大人の私達でも、新しい職場などに入るときは不安になります。子どもだって、慣れない園生活に不安を感じるのは当然です。
園生活で初めてパパママと離れる子も多いですよね。大人なら不安を言葉で伝えることができますが、子どもは泣いて不安な気持ちを表現します。
だから、逆にいうと泣いて当たり前です。



むしろ愛情たっぷりに育ててきたから、
パパママと離れるのが不安で寂しくて泣いているというわけで……。
私の子も2人目と3人目は、最初から全く泣かずに園生活を満喫していましたから。
なかなか慣れない子もいるみたいだけど、最初は仕方ないです。もちろん、まったく泣かずに初めから保育園に馴染んでいる子もいますけどね
保育園・幼稚園で朝泣いてしまう子どもへの上手な対処法は?


先にも書きましたが保育園で朝泣いてしまう理由は「ママパパと離れたくない」「保育園に慣れていなくて不安」「イヤイヤ期」などです。
対処法として、保育園・幼稚園に対してマイナスな感情を持たせないことを意識してみてください。
例としてあげると「寂しいよね〜でも保育園(幼稚園)で先生と粘土で遊べるよ」などでしょうか。



園でどんなことをして遊べるのかなど、
楽しみになるような声掛けをしてみましょう。
また、登園時に子どもと離れるときは長居しないことも大切です。子どもって意外とパパママの姿が見えなくなると、スッと泣き止んで遊び始めることが多くあります。
登園時の挨拶みたいなものを決めておくのもおすすめです。
ハグでも握手でも、儀式と行ったら重くなりますが……サインのようなものを決めてみてください。
うちは、保育園で子どもと離れるときにハイタッチをしてバイバイしていました。最初はダメでしたが、そのうち泣きながらでもハイタッチができるように……。



すべての子に効果があるとはいえませんが、試してみてください。
さらに降園後は園で楽しかったことをきいてあげるのも良いです。楽しかった気持ちを盛り上げてあげると、その思い出が子どもの背中を後押ししてくれますよ。
保育園・幼稚園で朝泣いてしまう子どもへのNG行動


登園時に泣かないようにと、子どもにプレッシャーをかけることはやめてあげてください。



泣いても良いよ~という気持ちで接してあげるほうが良いです。
保育園の先生が最初に思い切り泣く子の方が、早く園に馴染むといっていましたし、泣かないように言い聞かせる必要はありません。
もちろん泣かないから馴染めないという意味ではないですが、我慢して泣かなかった子が長期休みなどのタイミングで泣き始めて、長引いてしまったことがあったそうです。
また、上でも少し触れていますが泣いているから心配で子どもと離れられないパパママもいますよね。気持ちはわかります。
でも、園について先生に引き渡したら、できるだけササっと子どもから離れましょう。入園すぐの子が泣くのは、先生も十分わかっています。
うちの子が通う園でも、なかなか子どもから離れられないママさんがいました。
先生から「お母さん!姿が見えると泣き止まないからね。大丈夫だから!お仕事頑張って!」といわれているのを、よくみかけたものです。
私は比較的ドライなので、泣いていてもサッと離れますが……。そのほうが先生としても助かるみたいです。



園の先生はプロですから、送り届けた後は、
子どもが泣いていても信じてお任せしちゃいましょう。
保育園で朝子どもが泣かなくなるのはいつ?


毎朝泣いて登園する我が子をみていると、いつまで続くのかと心配になりますよね。泣かなくなる時期は子どもによります。
数日で慣れてしまう子もいれば1~2ヶ月くらいかかる子もいますし、一旦落ち着いたと感じてもGWなどの長期休みで振り出しに戻る子もいるのです。
うちの次男は入園から1ヶ月近く泣いてGW前に少し落ち着きましたが、GWで振り出しに戻るパターンでした。
それでも6月までには泣かずに登園できるようになりましたね。
長女は1人目ということもあって、不安が強いタイプだったため入園してしばらくは毎日泣いていました。
長期休みや風邪などで休んだ翌日などは、毎回泣いていた記憶があります。それでも泣かずに通えるようになるまで、半年もかかりませんでした。



子どもによって違っても、
いずれ園生活に慣れていくから朝は泣いても心配しすぎなくても大丈夫。仲の良いお友達ができれば、楽しく通えるようになれます。
朝、大泣きされると送迎する際は大変で、いつまで続くんだろうと心配になりますが、かならず泣かずに登園できる日がやってきます。
それまでは、長い目で見守ってあげてほしいです。
まとめ


慣れない園生活。子どもにとって最初の試練でもあります。大人でも新しい環境に向かう際は、不安になるもの。
不安を上手く口にできない子どもが泣いてしまうのは当然で、決して愛情不足が原因ではありません。
子どもの気持ちに寄り添いながら、保育園・幼稚園が楽しいところだと教えてあげてください。いつのまにか泣かずに登園できるようになります。



卒園式の頃には、泣いていた頃を懐かしく思うはず……。
最初は大変ですが、頑張って乗り越えましょう。
コメント