岐阜県海津市にある千代保稲荷神社。「おちょぼさん」の愛称で親しまれており、商売繁盛の神様として有名ですよね。
おちょぼさんの、もう一つの楽しみは参道の散策で食べ歩きが楽しいスポットになっています。ただ、子連れとなると、楽しめるのか心配になりませんか。

子どもが4人いる我が家ですが、定期的にいくスポットです。
今回は、我が家の経験をふまえて、おちょぼさんを子連れで楽しむためのポイントをまとめました。
お千代保稲荷は子連れでも楽しめる?


千代保稲荷は神社だから「子どもと遊ぶ」目的で楽しむスポットではありません。
しかし、全く楽しめないわけではないです。参道にはさまざまなお店が並んでおり、美味しいものも多くあるため意外と楽しめるスポットになっています。
子ども自身が楽しめるようになるのは、4〜5歳以上でしょうか。食べれるものが増えて、大人と同じ食事ができる年齢になると食べ歩きも楽しめるようになります。
お店のおじちゃん・おばちゃんは気さくな方が多く、小さい子も嫌がられることは少ないです。



もちろん、最低限のマナーを守ることは大切ですけどね。
お千代保稲荷を子連れに楽しむための5つのポイント


せっかく、おちょぼさんにいくなら子連れでも楽しみたいもの。子連れでも、工夫すれば十分楽しめるはずです。
おちょぼさんを子連れで楽しむためのポイントを5つ紹介しますね。
混雑する日・時間を避ける
おちょぼさんは、地元だけでなく他県からも多くの人が参拝に訪れます。日によっては、かなり混雑するため、子どもを連れていくなら混雑は避ける方がよいです。
混雑を避けるなら、月初め以外の平日か休日なら早朝か夕方がおすすめ。ただ、夕方には閉まるお店もあるため、お目当てのお店の営業時間は要チェックです。
個人的には、朝早めについて、お参りをしてから参道の散策の流れがベストだと思っています。だいたい朝9時〜9時半くらいにつくとちょうどよいです。



開店してすぐですから、人気のお店もそこまで混み合わないでしょう。
授乳・おむつ替えは事前にすませてからが安心
おちょぼさんには数か所トイレがありますし、多目的トイレもあります。しかし、おむつ替え用のベッドがある場所は限られているのです。
授乳室もないため、赤ちゃんをつれていくなら授乳とオムツ替えは事前に済ませておくほうが安心です。
完全母乳の赤ちゃんの場合は授乳ケープを持参してもよいです。混んでいなければ端の方の席で授乳できるか確認をしてみてください。
ちなみに、おむつ替えベッドが確実にあるのは、どて・串カツのお店で有名な「玉屋」のトイレです。しかし、人気店なので時間帯によっては入るまでに時間がかかります。
また、和式と洋式の割合が半々なので和式に慣れていないお子さんは、ご注意を。できるだけ大きめのトイレか多目的トイレを使うと安心です。
ベビーカーより抱っこ紐のほうが動きやすい
おちょぼさんは必要な場所にはスロープがあるため、ベビーカーでも移動自体は問題ありません。混雑時でなければ参道もベビーカーのほうが楽です。
ただ、場所によっては砂利道もあり、昔ながらの造りでバリアフリーに対応していないお店もあります。また、混雑時は、ベビーカーだと少し不便です。
スムーズに移動をしたいなら、ベビーカーよりも抱っこ紐のほうが動きやすく感じます。私も、子どもが赤ちゃんの頃は抱っこオンリーで訪れていましたね。
歩き始めの赤ちゃんも、混雑時は危ないのでできたら抱っこが安心です。



もちろん、混雑していないときならベビーカーでも大丈夫ですよ。
名物の串カツ・どてを食べるなら店内が安心
おちょぼさんといえば、串カツ・どてが名物です。店頭で立ち食いをするのが、美味しく感じます。
ただ、小さい子どもがいるなら店内で座って食べたほうが楽です。鍋から直接取る串カツ・どては、あつあつですし串も危ないですよね。
味噌だれも手や服についたり、気になってゆっくり食べられません。我が家は末っ子が小学3年生ですが、店内ばかりです。
店内には、うどんやおでんなどもあります。串カツやどてが食べられない年齢の子でも食べやすい軽食がそろっていますよ。
おもちゃやお菓子を買うのもあり
お千代保稲荷の参道には、おもちゃを扱ってる店がいくつかあります。子どもの目につくように置いてあるため、おねだりされることもしばしば……。
おもちゃは、お祭りの縁日で売っているようなもの・レストランなどの入り口で買えるようなものです。



親としては、すぐに飽きてしまうだろうし買うのをためらいますよね。
でも、おもちゃを買うことで子どもが大人しくしてくれるなら……買ってしまうのもありかもしれません。
もちろん、各家庭の考え方があるので絶対に買ったほうがよいとはいえないですが。
お出かけしたときだけの特別だと思えば、それで子どもが楽しく過ごせるなら買ってしまうのもありです。
お千代保稲荷のおすすめグルメ


おちょぼさんの参道では、美味しいものがたくさん売っています。ぜひ、食べ歩きを楽しんでほしいです。
おすすめグルメのお店を紹介していきます。
京や


東口大鳥居のすぐ近くにある、どて串カツのお店です。店頭で食べるのが美味しいですが、子連れなら店内での飲食をおすすめします。
広くはないですが座敷もあるため、赤ちゃんや小さいお子さんがいても安心です。
うどん・おでん・どてめしなどもあります。お茶・水はセルフです。
味噌だれは濃いめで、こってりが好きな人におすすめ。
串カツ玉屋
おちょぼさん内には、どて串カツのお店がたくさんありますが、その中でも有名な店が玉屋です。
金ぴかのトイレや、社長さんはなんどかテレビでも紹介されています。店内で飲食するなら、うどんなどの軽食もありますよ。
おむつ替え用のベッドが、女性トイレの奥にあります。
京やの味噌だれより、少しあっさりしていますね。
玉屋は、かなり人気があるため時間によっては行列ができるため、いくなら平日の早い時間がおすすめです。
田中物産漬物本舗しおのくら
試食ができるお漬物屋さん。店内に休憩所もあり、お茶の無料サービスもあります。
通路も狭くないため、ベビーカーでの入店も余裕です。ただし、混んでいるときは抱っこ紐がよいかもしれません。



我が家は、ここでかならず買い物をします。


芋にいちゃんの店
大学いもが美味しいお店です。インスタとかでアップしている人も多くいます。
ここも人気が高い店です。その場で食べるというより、持ち帰り用のお店ですね。



大学いもは、さつまいもはほくほくで、外の飴がパリッとしていて美味しいです。
アイス工房ケルン
手作りジェラートが食べられます。牛乳の味が強く、濃厚だけど素朴な味わいが魅力のお店です。
地元の食材を使った、オリジナルなアイスをつくっています。
ここは、私が大好きなアイス屋さんで必ず立ち寄るお店です。子どもたちも喜んで食べますよ。
やすふく商店
南口大鳥居のすぐそばにある、卵屋さんです。卵をふんだんに使ったお菓子も売っています。
カステラも美味しいですが、おすすめはプリンです。



卵の味が濃くて、しっかりしたタイプのプリンになっています。
その場で食べる用ではなく、お持ち帰り向けのお店です。
お店の情報ページ→https://www.yasufuku-shoten.com/hanbaijo.html
お千代保稲荷神社|基本情報


住所 | 〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷1980 |
電話 | 0584-66-2613 |
URL | https://www.chiyohoinari.or.jp/ |
地図 |
毎月末日~翌月1日にかけて、前月のお礼と翌月のお願いをする「月越参り」がおこなわれ、夜通し参拝客で賑わいます。他にも祭事や行事があるため、ホームページで確認をしてみてください。
まとめ


三大稲荷とも呼ばれる、千代保稲荷神社。通称おちょぼさんと呼ばれ、地元の人だけでなく他県からも多くの参拝者が訪れる人気スポットです。



子連れだと、正直少し大変です。
しかし、工夫次第で問題なく楽しむことができます。
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