子どものトイレトレーニングの悩みは、さまざまです。中でも、ある程度トイレができている時期に、お出かけする際のトイレ事情に悩むママパパも多いのではないでしょうか。
私にも子どもが4人いますがトイトレ完了直前・直後のお出かけの際は、突然のトイレや持ち物などで悩んだものです。
この記事では、我が家の子どもたちの小さい頃の体験談をもとに、トイトレ中・完了直後のお出かけ事情をまとめました。
トイトレ中・直後のお出かけはパンツ?おむつ?

トイトレ中に出かける際、思い切ってパンツにするか、おむつで安心を確保するかは最初に悩むことですよね。パンツかオムツかは、トイトレの進歩状況で判断をしましょう。
トイトレ開始直後~成功率50%まで
トイトレを始めたばかりで、自宅でも失敗が多い時期はおむつが安心です。外出時におもらしされると、ママパパも焦るでしょうし、イライラしてしまうかもしれません。

おもらしの心配やイライラで、お出かけが楽しくなくなるくらいなら、おむつでOKです。
ネットの体験談をみると、トイレ成功率50%あたりがおむつとパンツの境目でしょうか。
もちろん、子どもが「パンツがいい」というなら、パパママに余裕があるなら、その気持ちを尊重してあげてもよいでしょう。
トイレ成功率50%以上~完了直後
自宅でのトイレ成功率が50%以上になってから、お出かけの際もパンツにしてもよいですね。トイレに行きたいと意思表示ができるなら、なお安心できます。
トイトレ完了間近や完了直後は、できるだけパンツにしましょう。外出先でのトイレ成功体験を積むことも、大切です。
もちろん、こまめな声かけと、おもらしされる前提での準備は必要になります。



ちなみに我が家は、お出かけ時に不安になるのが嫌だったため、
おもらし率がほぼゼロになるまで、おむつでした。
おもらし率がゼロになっても、お守りでおむつ持参のお出かけが多かったです。トレーニングパッドも使いました。
「この時期からパンツでOK!」と確実な時期は、子どもとママパパの気持ち次第です。
子どもの様子をみながら、少しずつパンツでのお出かけに挑戦してみましょう。
トイトレ中・完了直後パンツでお出かけの持ち物や服装は?


トイトレ中・完了直後にパンツで出かけるときは、おもらしされる前提での準備が大切です。事前にしっかり準備をしておくと、安心できます。
パンツでのお出かけ時の持ち物や、おすすめの服装をみていきましょう。
着脱しやすい服装とトレーニングパンツが◎
出先で、おもらしした際に可能な限り水たまりになるのは避けたいですよね。最初の頃は、トレーニングパンツでのお出かけが安心できます。
さらに、パンツに付けるトレーニングパッドを使うと完璧です。子どもが外出先でのトイレに慣れるまでは、いきなりパンツのみにするのは大変ですからね。
また、服装ですが水たまりを避けたいなら、ズボンやスパッツを履かせます。



万が一、おもらししてもトレーニングパンツとズボンやスパッツが、
吸収してくれますしね。
トイトレ完了直後でトレーニングパンツも卒業したら、できるだけ着脱のしやすいボトムスがおすすめです。
子どものトイレは急ですし、時間との勝負になります。サッと脱がせられるボトムスを選びましょう。ママパパも動きやすい服装がベストです。
外出時の持ち物
トイトレ中・完了直後のお出かけに、あると安心な持ち物リストは下記になります。私自身の体験から最低限に必要な持ち物リストを作っているため、あくまで参考まで……。
- 着替え1~2セット(ボトムス・パンツ・靴下・靴)
- トレーニングパッド
- おむつ数枚
- タオル2~3枚
- ビニール袋(あればおむつ用のがベスト)
- おしりふき(流せるタイプも1つあると◎)
基本的に、失敗時に備える持ち物になります。着替えは、ボトムスとパンツ、靴下を持っていきましょう。
靴は2足以上あれば、持っていくと安心ですね。トレーニングパッドも忘れずに。
おむつは、念のためのお守りですね。我が家は、トイトレ完了直前直後のお出かけで、近くにトイレがない場合などに、履かせていました。
ペットがいるお宅なら、出先で水たまりを作ってしまったときのために、ペットシーツを1枚持っておくと便利ですよ。なかったら、おむつが水たまりの処理に使えます。
おしりふきは、通常のタイプに加えてトイレに流せるものを用意しておくと、外出先のトレイも安心です。
大人用のトイレに慣れるまで携帯できる補助便座を使う人もいますね。



我が家は、荷物になるのが嫌で補助便座は、用意しませんでしたけど……。
トイトレ中・完了直後パンツでお出かけのポイント


トイトレ中・完了直後のお出かけは、何に気をつけたらよいのでしょうか。お出かけ先におすすめの場所や、出かける前と最中にのポイントを紹介します。
近場で設備の整った場所がおすすめ
パンツでのお出かけに慣れるまでは、近場からはじめてみましょう。
子どもが慣れていて、子ども用のトイレや補助便座が設置してあるなど、設備の整った場所がおすすめです。移動は、自家用車が安心できますね。
いき慣れた公園や、ショッピングモールから、パンツでのお出かけにチャレンジしてみてください。
公園なら屋外ですから、おもらししても片付けの手間は少なくなります。ただ、できるだけ綺麗な洋式トイレがあるところを選んでくださいね。
我が家はあまり利用していませんでしたが、支援センターや実家への帰省もおすすめです。
お出かけ時の声掛けはこまめに
トイトレ中・完了直後はおもらしへの備えは必要ですが、できるだけ失敗をさせない工夫も大切になります。トイレの失敗を防ぐには、こまめに声掛けをしましょう。
自宅では事前に報告できても、外出中は楽しくてトレイを忘れてしまう子も少なくありません。
外出前や移動前は、子どもが行きたがらなくてもトイレに誘います。外出中は、家出の声掛け頻度を意識しつつ、少し多めの頻度でトイレに誘ってあげてくださいね。
私は、トイトレ中・完了直後にパンツで出かける際は、外出前と移動時には必ず。あとは、食事前後と自分がトイレに行くタイミングに一緒にトイレに行きました。
しつこくない程度の声掛けを心がけていれば、トイレ失敗の確率はぐんと下がります。
外出先のトイレに慣れるのも大切
トイトレ中・完了直後は、外出先のトイレに慣れる練習も必要です。
子ども用のトイレや補助便座のない場所に、出かけることもあるでしょう。トイトレ中でおむつでのお出かけ時から、大人用のトイレに慣れておくと、あとあと楽になります。
おしっこがでなくても、短時間でもよいので出先のトイレに座らせてみてください。
よそのトイレを怖がる場合は、無理に進めなくてもよいですが、少しずつ慣れてもらいましょう。ママパパと一緒にトイレに入るのもおすすめです。
大人用のトイレで、排泄をさせる際はママパパが子どもの脇を支えてあげると、安定しますよ。



和式のトイレの練習は、急がなくてもよいかなと私は思います。
いずれは練習が必要ですが、保育園や幼稚園にいくようになってからでも問題ないかなと。外出先のトイレ事情のチェックは必要ですけどね。
失敗しても叱らないで
外出先で、おもらしをされると正直、焦るしイライラもしますよね。でも、そこはグッと堪えて責めたり叱ったりしないであげてください。
トイトレの成功が多くなった時期のおもらしは、子どももビックリしますしショックを受ける子もいます。
子どもが不安な顔をしているなら「大丈夫」と、安心させてサッと着替えを済ませてしまいましょう。



ママパパが焦らないように、事前に準備を整えておくと冷静に対処できます。
泊まりの帰省や旅行
トイトレ中・完了直後に泊まりで実家への帰省や旅行に出かけることもあるかもしれません。昼間は、前述に紹介したポイントを意識して過ごしましょう。
もちろん着替えなどの持ち物は、日帰りよりも多めに用意をする必要があります。
お泊りの際の就寝時は、おむつやおねしょパンツを履かせてもよいでしょう。そのほうが、ママパパも安心して、眠れますしね。
または、おねしょに備えておねしょパッドや、ペットシーツを敷いておくのもよいでしょう。



我が家は、私が不安なまま眠るのが嫌で、
お泊りの夜間は、おねしょパンツを履かせていました。
まとめ


トイトレ中・完了直後のお出かけは、つい控えがちになりますが、子どもにとってはよい経験になります。おもらしの心配もありますけど、まずはお出かけを楽しんでください。
外のトイレになれるのも大切ですからね。子どもには、お出かけを楽しみつつ外出先のトイレに、徐々に慣れてもらいましょう。
パンツにするかは、トイトレの進み具合で判断してください。大切なのは、失敗ありきの準備をしておくことです。持ち物はもちろんですが、気持ちの面でも……。



トイトレは、焦りは禁物です。
子どものペースを大切にして、ゆっくり進めていきましょう。
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