不登校児の家庭がペットを迎えるメリットとは?飼うときの注意点も紹介!

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我が子の不登校に悩む家庭で、ペットを飼ってみよう……と考える人もいるのではないでしょうか。

動物と触れあって精神面の健康を回復させるペットセラピーってありますよね。実際に、不登校の家庭でペットを飼うことは、メリットになるのでしょうか。

☆りえ☆

我が家の長女も不登校児でした。彼女の希望もあって、犬を飼っています。

今回は、そんな我が家の体験を踏まえながら、不登校児の家庭がペットを迎えるメリットや注意点についてまとめてみました。

目次

不登校児の家庭でペットを飼うメリットは?

不登校児の家庭でペットを迎えると、どのようなメリットがあるのかみていきましょう。

自己肯定感が上がる

我が家の長女もそうでしたが不登校になる子は、自分に自信がない子が多い傾向にあります。学校にいけない自分を、自分を責めてしまう子どもも少なくありません。

ペットは誰かが世話をしなければ生きていけないですよね。ペットのお世話をすることで「必要とされている自分」を実感できて、自己肯定感アップが期待できます。

親からの言葉を素直に受け取れない年頃の子どもでも、ペットが懐いて頼ってくれると嬉しくなるものです。自分でペットのお世話がこなせれば、自信に繋がります。

引きこもりや生活リズムの改善

ペットを飼ったなら、当然お世話をしなければいけないものです。犬や猫なら部屋に閉じ込めてはおけません。子ども自身も、部屋に引きこもってばかりもいられなくなりますよね。

犬なら散歩が必要です。犬の散歩をきっかけにして、引きこもりの改善にも繋がるかもしれません。生活リズムの改善にも、ペットのお世話が有効に働いてくれるでしょう。

長女も愛犬を飼う前は、昼夜逆転で部屋から出てこない日もありました。愛犬がやってきてからは、お世話のために少しずつですが、昼に起きる時間が増えました
愛犬の散歩も、人がいない時間なら出かけられるようになって、当時は驚いたものです。

家族の会話が増える

不登校児を抱えていると、家の中がどんよりすることも多くなります。子どもも塞ぎ込んで、会話もない部屋から出てこないことも少なくありません。

ペットを迎えると、家の中がパッと明るくなって家族の会話も増える可能性があります。ペットのお世話や様子、今度近くの公園に散歩にいこうなど楽しい会話も増えやすいです。

我が家も、愛犬の体調など、気になることがあれば子どもから話してくれて、思春期娘との会話にも困ることが少なくなりました。

子どもと共通の話題づくりに、ペットの存在は有力です。

☆りえ☆

きょうだいのケア要員としても、ペットの存在が良い効果を発揮してくれるかもしれません。

心のよりどころになってくれる

ペットは、みているだけで癒されますよね。心が苦しいときでも、ペットはそっと寄り添ってくれる存在です。

不登校の当人にとってはもちろん、支える家族にとってもペットの存在は癒しになります。子どもだけでなく、家族全員の心のよりどころになってくれるのがペットです。

不登校児だったころの長女は、笑顔も少なかったです。それでも、愛犬を撫でているときの顔は、穏やかでした。

私自身も長女の不登校で、悩んで気持ちが落ち込むことが多かったですが、愛犬は無邪気に尻尾を振って懐いてくれて……。

☆りえ☆

当時は母子共に気持ちの面で、愛犬に助けられました。

不登校児の家庭でペットを飼うときに注意する点は?

ペットを迎えることは不登校児にとって、メリットとなることが多くあります。しかし、ペットは命です。

命を迎えることになるため、メリットばかりでなく、注意点にも目を向ける必要があります。不登校児の家庭で、ペットを飼う際の注意点をみていきましょう。

不登校が改善されるとは限らないことを忘れずに

ペットは不登校の子どもや家族に癒しを与えてくれ、多くのメリットがあります。ただし、ペットを飼ったからといって、不登校がなくなるわけではありません。

☆りえ☆

不登校を改善するためだけに、子どもに押し付けるようにペットを迎えるのはよくないです。

ペットを飼うときは、子どもの様子をみて家族でしっかり話し合って決めましょう。とくに家族の誰かが反対している場合は、強引に飼うのはよくありませんよね。

不登校の改善がきっかけでも、それだけを目的にしてペットを飼うのではなく、デメリットにも目を向けつつ、慎重に決めるようにしましょう。

不登校児のために飼うとはいわないほうがよい

前述で、不登校自体が改善されるわけではないとお話しました。だからこそ、当人に「不登校改善のために飼う」といわないことが大切です。

とくに反抗心が強い子どもだと、押しつけがましく感じて逆効果になる可能性があります。繊細な子なら、ペットの存在が重荷になってしまうかもしれません。

あくまで、家族の一員としてペットを迎えるというスタンスで、ペットを迎えるか決めてくださいね。

不登校児だけに任せず家族でペットのお世話をする

不登校児のためにペットを飼うと考えると、その子に世話を全て任せようと考えますよね。しかし、ペットのお世話を不登校児だけに任せるのはおすすめしません。

もちろん、自分から進んでやってくれるなら、できることを任せてもよいでしょう。しかし、ペットのお世話が子どもにとって負担にならない配慮は必要です。

ペットを迎えたら、不登校児だけに世話を任せるのではなく、家族でお世話をするようにしましょう。
子どもには、できることから少しずつお世話をお願いするとよいです。

他にきょうだいがいるなら、役割を決めてお世話を分担するのもよいかもしれませんね。

☆りえ☆

ペットも、家族みんなに愛されるほうが嬉しいはずです。

ペットは家族だから最期まで大切に育てる

「不登校を治すために」という理由だけでペットを飼うのはおすすめしません。ペットは命で、飼ったら生涯面倒を見る義務が生じます。

ペットを飼っても、子どもに変化がみられないなんてこともあるでしょう。それでも、お迎えしたなら、愛情をもってお世話をしなければいけません。

動物を飼う場合、当然お金もかかります。
最後まで面倒をみられるか、よく考えてからペットを迎えるか決めましょう。

不登校児を抱えていた我が家に犬がもたらした効果とは?

記事の中で触れていますが、我が家は犬を飼っています。きっかけは不登校だった長女が欲しがったからですが、家族全員犬が好きだったのも理由です。

我が家の愛犬は、ペットショップからではなく動物愛護団体から譲ってもらいました。

犬を飼うことを決めてから、長女を中心に家族みんなで話し合った当時が懐かしいです。愛犬を迎えに行く際は、長女と一緒にいきましたよ。

比較的、引きこもることは少なかった長女ですが、反抗期や思春期もあって、会話ができないときもありました。話し合いを進めるときは、長女の機嫌がいいときを狙ってしていたものです。

いざ、犬を飼って長女の不登校が改善されたか……というと、不登校そのものは解消しませんでした。中1の秋から卒業まで、登校できたのは数日です。

しかし、愛犬の存在は家族で会話をするきっかけになっていましたし、癒しの存在となってくれました。当時、家の中が暗くならなかったのは、愛犬のおかげです。

普段の散歩は夫や私がメインですが、休日前などは家族全員で夜に出かけることになっています。休日は、大きい公園に出かけることも多いです。

長女は現在、パート勤務だが仕事をしています。正社員ほどの収入はないため、生活費はほとんど入れてくれませんが、犬にかかる費用はほとんど彼女持ちです。

とくに頼んだわけではないですが、日用品・ごはん・医療費など、長女が積極的に出してくれています。

愛犬を迎えたことで不登校が治ったわけではありませんが、長女や家族の気持ちの支えになってくれて、我が家にとってはプラスの効果があったといえます。

まとめ

不登校児の家庭でペットを飼うのはメリットが多く、不登校児や家族を癒してくれる効果は期待できるでしょう。

ただし、不登校を改善させる目的だけでペットを飼うのはおすすめしません。あくまで、不登校児の心のケアはきっかけとして、ペットを迎えたいと家族全員が思ったらというスタンスが大切です。

☆りえ☆

不登校児本人だけでなく、家族全員で話し合ったうえで、ペットを迎えしましょう。

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この記事を書いた人

☆りえ☆のアバター ☆りえ☆ Webライター×コンビニ店員

|2男2女子持ち主婦|アニメ&声優好き|コンビニ準夜勤アルバイト×CWで副業webライター|ライティング執筆ジャンル:子育て・日常系・アニメ漫画・ブログ記事作成| いつかはwebライターを本業にしたい!と思って頑張っています(^^♪

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